全人類はLA-MULANAを遊べ
どうもazyです。
とにかく単刀直入に申し上げます。
http://store.steampowered.com/app/230700/
上記のsteamストアページに飛んで、そこにあるLA-MULANAというゲームを購入してください。
この記事を書いている2018年3月28日当時は何らかのセールにより70%オフの444円。
ひっじょーーーーーーにお得ですので四の五の言わずに買ってください。
この私が言うんです。後悔はさせません。
買いましたね?買いましたね。そうです偉いですよ。
買った方はそのままこのページを閉じてsteamでインストール作業ののちに起動して遊んでください。よいゲームライフを。
まだ買っていない方は仕方ないですので、この素晴らしいゲームについて今からお話します。
そのあと買って遊んでサントラを買ってお友達にもギフトとして投げつけてください。
さて。このLA-MULANAというゲーム。
開発はNIGOROという日本のゲームスタジオ。
とてつもなく完成度の高い2D横スクロールアクションアドベンチャーゲームです。
分かる人ならメトロイドヴァニアと言えば伝わるかと思います。
広大な横スクロールマップを探索して様々な強化アイテムを集め、探索範囲を広げて迷宮のどこかに潜むボスを撃破する王道を征く作りとなっています。
主人公の考古学者のルミエーザ・小杉を操って人類起源の謎が潜む古代遺跡ラ・ムラーナを探検します。
まず何と言っても圧倒されるのがバラエティに富んだステージと密度の濃さ。
古代エジプト文明やアトランティス、アンコールワットやギリシャ遺跡など我々がよく知る古代遺跡の起源となったと言われる遺跡内部を探索し、敵を倒し、謎を解いて罠をかいくぐりお宝を見つけ出します。
しかも凄いのがボリュームで、神々のトライフォースや月下の夜想曲を髣髴とさせる裏マップが存在します。
表と裏の連動した仕掛けや他エリアにまたがるギミックなどダイナミックな繋がりが素晴らしく、「このエリアの裏マップはどんなだろうか」といった好奇心が常に現れるので先に進むためのモチベーションが尽きません。
そしてこの手のメトロイドヴァニアゲ―にはとても珍しい(と思っている)謎解き要素が豊富という点も見過ごせません。
感覚的にはメトロイドとゼルダをそのまま足し算したという感じに近く、様々な場所に書かれているヒントを頼りに実際に試してみるチャレンジ精神が試されます。
遺跡全体に広がる謎はどれも完成度が高く、もし詰まってもゲーム中でヒントがメールで送られてくるので安心です。
魅力的なボスと中ボスがたくさんいるという魅力もあります。
やはりボス戦はアクションゲームの華。個性豊かな10種類近くの大ボスと殴り合ったりシューティングゲームみたいに撃ち合ったり水中戦を繰り広げたり。どれも飽きさせない工夫が凝らされていて特徴が際立っています。
中ボスも数が非常に多く、手ごわく一癖も二癖もある奴らだらけです。
ザコ敵も種類が豊富で、エリアごとに見知らぬ敵が登場するので常に新鮮な気持ちで楽しむことが出来ます。
このゲームを語るうえで欠かせないのがサウンドです。
アクションゲームで流すものとしてふさわしい、キャッチ―なフレーズかつアップテンポなもの揃っています。各エリアごと、しかもボス戦ごとに全て違う曲なのでどれほど作りこまれているかここから察することもできるはずです。
また、世界観も非常によく作りこまれていています。
月刊ムーとかそういうのを想起させるトンデモオカルトを妙に説得力のある形で遺跡全体に馴染ませ、ラ・ムラーナという遺跡が何のために建てられたのか?というゲームを通しての謎への回答として見事に組み上げているのです。
ゲームに登場するやけに性格に問題のあるNPC達との会話も魅力の一つです。
主人公が最初にたどり着く拠点の村の村長のキャラがなんかもう既におかしく、未開の地のじいさんなのにパソコンに変に詳しかったりかまってちゃんだったりわざとウソをついてきたりゲームで遊んでるから話しかけるなと言ってきたりします。
「ねじるぞ!」と脅してくる口の悪い雑貨屋のお姉さんがいたり、会いに行ったらいつも寝ている遺跡の中の姫君的存在がいたり、そこら辺に転がっている遺跡を罠の犠牲者の骸がくだらないダジャレを遺していたりとツッコミが追い付かない奴らばっかりです。
他にもサウンドテストやボスラッシュモードといったアフターサービス的機能も完備して、クリア後の隠しステージみたいな存在もあったりして至れり尽くせりなゲームなのです。そこはそうまさにエルドラド。
こんな素晴らしい激推しゲームが今ならなんと444円。444円で遊べちゃうのです(20180328当時)。
気になるクリアまでの目安プレイ時間も、初見攻略時なら50時間以上かかるんじゃないかという太っ腹っぷり。
steamストアページでの評価も1250個のレビューのうち83%が高評価をしており、これは全人類70億人のうち58億人近くが高く評価しているのと実質同じです。
しかもsteamだけに留まらず、WiiやPSvitaでもこのゲームを買い、遊ぶことができてしまうのです。
これはもう遊ぶしかありませんね。
それでは皆さんもLA-MULANAで楽しい遺跡探索ライフをお楽しみください。
本日は最後までこの記事を読んでいただきありがとうございました!
よーし。これでアレを読んだ全ての読者がLA-MULANAを買った事でしょう。
しめしめ。
いやー、だってあのゲーム、死ぬほど楽しいというのは否定しようがない事実なんですけど、全ッッッッッッッ然万人受けするゲームじゃないんですもんね。
滅茶苦茶難しいせいで誰かに超オススメしたいのにオススメできないんですもん。
でもそんな事書いちゃうと誰もビビッてあのゲーム買ってくれないじゃないですか。
だからあんな書き方をするしかなかったんです。ちょっとでもカジュアルっぽく見せようと・・・。
実際のところ、LA-MURANAは製作者がゲーム好きへの「挑戦状」として作ったゲームです。
自分から挑戦状宣言を出している通り、このゲームの攻略はNIGOROがチャレンジブルなゲーマーへ釘バットで殴りかかるような挑戦的難易度となっており、最後まで攻略サイトなどを見ずにクリアできたのならマジで褒め称えたいレベルの代物です。
具体的に何がどうヤバいのかと申しますと、
どこもかしこも初見殺しの一撃死罠のオンパレードで、
ウジャウジャいる中ボスはどいつもこいつも強く、
謎解きは途中から本気で意味わからんレベルのやつがゴロゴロしていて、
しかも手掛かりとなる石碑が実際の謎解きの現場とは何の関係もない場所にあるなんて日常茶飯事。
隠し部屋はこんなん気付くかと叫びたくなるほどわからん場所に隠されていて、
ボス戦なんて何回も死んでは攻撃パターンを覚えてやっと倒せる奴らばかり。
マップは本当に広く、広すぎて次の目的地を忘れるほどで、
それでいて全ての部屋に何かしら隠されているのでヒントを手に駆けずり回ることに。
アクションゲームですので当然アクションが要求されることも多いのですが、
だんだんトラップがシビアになってきて足を踏み外すイコール死案件が多すぎて、
敵も当然の権利のように強いので上級アクションゲーム的対処を余儀なくされる。
右も左も悪意しかなく、攻略しきったと思ったエリアでもまだ油断はできない。といった濃すぎて戻しそうな骨太な内容です。
ですが、その難易度を乗り越えた先に感じる達成感は紛れもなく上質なものであり、それを達成させるためのゲーム側の環境は整っています。
目立ったバグはないし、救済措置の強力な武器も序盤から手に入ります。
ゲーム側が決してプレイヤーを拒絶しているわけではなく、獅子が我が子を谷底に突き落とすかのような愛のムチを感じる理性ある難しさなのです。
難しいという報を聞いて遊んでみたくなったそこの貴方。貴方こそがこのゲームを制覇するに相応しい適格者であり、これは貴方のためにあるゲームです。
ここまで説明を読んでしまってビビっているそんなにゲームに自信のない貴方。
大丈夫です。一回遊んでみてください。実際ダークソウルとかそういう死にゲーに比べたらちょっとマシです。ダメだったら返品してもいいのです。もしかしたら口に合うかもしれないので騙されたと思ってちょっと遊んでみてください。ゲームとしての質は最上級の味わいなので、損をすることはないはずです。
とにかく私はこのLA-MULANAという素晴らしきゲームについて少しでも周知ちたく、このガバガバな記事を書きました。
是非遊んでみてください。そしてこのゲームについての素晴らしさをお友達にも伝えてあげてください。
そして次回作のLA-MULANA2を楽しみに待っています。早く遊びたい。