知性鯵プール

ゲームのレビュー記事でも書こうと思ってたらレビュー記事を書けてないブログです。

BotWの盾で吹っ飛ぶグリッチについて

 

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どうもazyです。

今回はゼルダの伝説BotWで比較的最近発見された新グリッチの、盾でなんかすごい吹っ飛ぶ技についての話をします。

正式名称はBtB(Bullet-time Bounce

簡単に説明いたしますと、まず凍らせたボコブリンに向かってある程度の高さから盾ジャンプ。弓を構えてスローモーションになっている間に盾がボコブリンに乗っかるとすごい勢いでリンクが吹っ飛ぶのです。

必要な条件も少なく、少し練習するだけで簡単に高速移動が可能になるこのグリッチは、あなたのBotWライフをより愉快にしてくれることでしょう。

 

BtBの解説

 

 まずは実際にBtBを成功させている映像をご覧ください。

 

 

ご覧の通りものすごく吹っ飛んでいます。

このゲームでほかの手段を使って吹っ飛ぼうとすると残りはビタロックを活用するしかなく、そのためにはかなりの慣れが必要です。

しかしBtBを使えばビタロックに頼ることなく、少し練習すれば簡単にフィールド上を高速移動することが可能となります。

 

やり方はカンタン。

ある程度の高さの上から凍らせたボコブリンに向かってうまく着地できる軌道で盾サーフィンのジャンプをし、すぐさま空中で弓矢を構えてスローモーションを発動させます。

スローのまま盾でボコブリンに乗って攻撃エフェクトが発動しものすごい勢いで吹っ飛べば成功。スタミナの消費を抑えるためにすぐにスローをキャンセルし、楽しい空の旅をお楽しみください。

 

このグリッチはリンクの盾サーフィンの状態の物理演算とスロー時の処理が影響しているらしく、吹っ飛んですぐに盾サーフィンを解除するとz軸方向にリンクがすっ飛びます。これを利用してリーバルトルネード以上の高度を稼ぐことも可能です。

 

準備するものはたったの4つ。

①ボコブリン

②凍らせる手段

③盾

④ある程度の高低差

 

①のボコブリンについてですが、これはボコブリンであれば色は問いません。

ボコブリン以外にモリブリンとリザルフォスと小型ガーディアンと力の試練のガーディアンといくつかの野生動物で試してみましたが、ボコブリン以外ではグリッチを成功させることができませんでした。スタルボコブリンもダメです。まだ試してないほかの敵や動物でならもしかすると可能なのかもしれません。

失敗した時のリカバリとして再度凍らせる体力が残りやすい青ボコブリン以上で試してみるとよいでしょう。マスターモードの金色ボコブリンは凍結に耐性があり、あまり長時間凍っていてくれないので注意してください。

 

②の凍らせる手段は氷の矢でもアイスロッドでもなんでも構いません。

本当はボコブリンを凍らせる必要はなく、生のまま乗っかってもいいのです。しかしその場合腕前にもよりますが奴らがじっとしていてくれないため吹っ飛ぶ成功率がものすごく下がります。素直に凍らせときましょう。

幸いにもボコブリンは結構長い間凍結してくれるので落ち着いて決めましょう。

 

④の「ある程度の高さ」の目安は木箱くらいの高さです。木箱の上に陣取り敵を凍らせ、盾ジャンプで飛び乗ると結構成功します。

もちろん木箱以上の高度から試みてもOKです。アイスメーカーの氷や坂道の高低差も利用することが可能です。うまい具合の地形を探してください。

 

吹っ飛び方にもコツがいる

 

 このグリッチ、お手軽に高速で吹っ飛ぶことはできるのですが、狙った方向に吹っ飛ぼうとするといくつかのコツを掴む必要があります。

リンクの入射角によって吹っ飛ぶ方向にものすごくばらつきが出てしまうためです。

簡単な説明図を用意したのでご覧ください。

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例えばボコブリンの中心の手前くらいに着地すると、リンクが後方に向かってものすごい勢いで射出されます。

頂点付近を踏むとそれだけ上方向に、奥側にぶつかると向こう側へ吹っ飛ぶことになるのです。

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また、ボコブリンの中心から左右にズレて乗っかるとその分変な角度に吹っ飛んでしまいます。

狙った場所に飛んでいくには段差とボコブリンの位置関係、踏み切りの勢いと角度を上手に考える必要があるのです。

 

 

一番安定させるためには動画のように目的地を背にしてボコブリンを注目。まっすぐ踏み切って中心よりも手前辺りに着地して反射されるように吹っ飛ぶのがよいと思います。

 

メリットとデメリット

 

このグリッチはビタロック飛行のようにせわしない動きを必要とせず、少しの練習で簡単に吹っ飛んでいくことが可能です。しかしビタロック飛行と比べて制約もあります。

 

メリット

・ビタロック飛行のように時間に追われず落ち着いて行える

・ボコブリンさえいれば可能

・準備するのは盾と氷武器だけでよい

・様々な地形を活用できる

・高度を稼ぎやすい

 

デメリット

・ラネールやオルディンのようにそもそもボコブリンがいない地域では使えない

・どこにでもある物体を活用できるビタロックほど汎用性がなく、精密性も劣る

・少しの入射角のズレで思わぬ方向に飛ばされてしまう

・弓矢スローを使用する関係上ある程度スタミナに余裕が必要

・氷武器に乏しい序盤では狙いにくい

・高低差が必要なため平地では狙いにくい。地形によっては飛べる角度が限られる

 

簡単にまとめると「汎用性のビタロック」「低難易度の盾吹っ飛び」といったところです。

実際に攻略で活用できるかどうかは分かりませんが、マスターできるとハイラル中をビュンビュン飛び回れるようになりめちゃくちゃ楽しくなります。RTAではこれを使ってany%32分台を叩き出してる記録があるのでやべーです。

読者の皆さんも是非この楽しいグリッチに挑戦し、BotWをもっと楽しんでください。

 

(11/5追記 このグリッチ周りについて色々情報を得たので加筆修正しました。)